2010年 09月 26日
ベジごはんランチ@moonbeamsでかけてる音楽は、ほぼマイナー系なのですが、神保町という場所柄でしょうか、「あ、これ○○○だね」とか、「これ誰のアルバムですか?」と聞かれることが多く、嬉しく驚いてます。 インディな音楽好きが高じて海外に逃亡したり、バンド活動や曲作りにオタクってた若かりし日々から数十年(!)、私の音楽の原点であるJANISレコードさんの神保町で、好きな音楽かけて、好きな料理作って、人と接していける仕事をするというのは、なんかスゴイ運命!とか思います。 営業中はバタバタしてるのですが、音楽のことを聞かれると仕事の手を休めて話しこんでしまうので(笑)、ここにまとめてご紹介代わりにプレイリスト載せておきます。 Seabear "We built a fire" 一番聞かれるアルバムがこれ。ほのぼのとした牧歌的な雰囲気が魅力的なアイスランドのバンドSeabear。厳しい気候の中で自然と共存する人々の、純朴で素直で、まっすぐで、ちょっと痛くて、だけど芯は凛としている、そんな美しさを感じます。 Electric President "Violent Blue" 個人的に超メロメロなのがフロリダで活動するデュオ・ユニット、Electric President エレクトロでありながらもアコースティック、ポップでありながらもサイケデリック、ゆるゆるローファイでありながらパキンとロック調・・・ひとつひとつが超ツボ入りまくり。繊細で、切なくて、真摯で、ひたむきで、デスキャブを彷彿させるBen CooperのSSWぶりはステキすぎ、ラブ。 People Press Play "People Press Play" デンマーク出身エレクトロニカ・ポップバンド。淡々とした女性ボーカルが良い味かもす、懐かしいような、温かみのある、日曜日の昼下がり的音楽。べったりせずに、一歩引いた距離感が好き。なんかビョークを思い起こすんだけど、彼女から狂気と情念とルサンチマンを取り払うとこんな感じかも?・・・あ、それじゃなにも残らないか。 Geoffrey Oryema "Exile" ウガンダ出身のソングライターGeroffrey Oryemaのアルバム。まだ私がヒッピーなバックパッカーだった頃、観光開発以前のボラカイ島で、夜な夜なクダまいてた掘っ立てバーで出会ってから、もう10数年!未だに愛聴しております。アフリカンーなリズムの中に漂う哀愁と、懐かしいようなメロディ、そしてなによりジェフリーさんの透き通った歌声は、時も国も超えて伝わる美しさだと思います。 antenna "Camino del sol" そういえば若い頃神保町のBrusselsでバイトをしてて、当時のBrusselsの母体はクレプスキュール系の音楽関連会社だったから、おのずとこのあたりの音楽に馴染み、シック・ピジョンとか、ミニマル・コンパクトとか、ネイムスとか好きでした。でも王道はこれでしょ?的アンテナの超名作アルバム。メジャーになる以前の「パンクな姿勢にポップが宿る」的オルタナの匂いプンプン。ポップでアンニュイなプレンチポップなんだけど、醒めててクールなあたりが、80’s風。今聴いても十分ヒップでクール。 Olafur Arnalds "Found songs" エリック・サティ風のミニマムでミニマルなピアノ曲集。余分なものを取り去って、いちばん大事なものだけを取り出すと、こんな音が残るのかな?と。あまりにも美しい旋律が胸を打ち、背筋に戦慄マジ走ります。あ、彼もまたアイスランド出身です。アイスランド、いい音楽がほんと多いです。 なんかmorr musicの回し者みたいですが、他にもメジャーどころのNorah JonesやJason Mraz、Beth Ortonなどもヘビロテです。Death CabやPinbackもたまにかかってます。メジャーだろうが、マイナーだろうが、はやり廃りと関係なく、繊細でいてしっかり芯が通ってる音楽が好きです。あら、これって、野菜料理にも通じるところがあるかも?
by 07field
| 2010-09-26 17:18
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